入院中に聞いたおばさまからの教え【股関節を大切に】

DIARY

   

股関節の手術をしたおばさまから足を組んではいけないと教えてもらったハナシ



前回の続きになりますが、入院生活の様子をお送りします。




なんと予定より一週間早く退院できることになった!


術後の消毒や抜糸も、元々この病院を紹介してくれた近所の病院でやって貰えばいいとの事。
嬉しい〜!ちょっと遠いのでここまで通うのは大変だしありがたい。


そして一番不快だったのが頭を3日洗えてない事!
とうとう4日目の朝に自分で洗髪台で頭を洗いました!
最高のひとこと。スッキリし過ぎて目の前がパァッと明るくなった。


わたしは髪が細くて猫っ毛で、脂がでやすいタイプなので、髪の毛がぺったんこになってベタベタになる。
入院生活の中でそれが一番嫌だったなぁ。


ちょっとかっこいい男性の先生もいるし、なるべくブスな状態は見られたくないですよね。笑
すっぴんだしどうしようもないけどちょっとくらい足掻きたい。笑


結構歩けるようになり、なるべく寝転ばずに過ごしたかったので、談話室のような景色の良いスペースに行ってフリーWi-Fiを繋ぎながら、Tverでブラッシュアップライフの最終話を観てました。


そうすると、じっとしてるのが嫌な入院患者さんがたくさん来る。
その中で60代くらいの女性が声を掛けてくれてお話することに。
わたしを見て、健康そうだけど今回はどうしたの?と聞いてくれたので、脚のぷにぷにもっこりさんの話をして、術前不安だったとか、怖いよねという話をして盛り上がった。


わたしも女性にどうされたのか聞いてみると、股関節の変形で入院してるとの事。
どんな手術なんですか?と聞くと
『こわいよ〜〜!』と言って話出します。笑


股関節の外側の骨を切って、人工の股関節を入れるそう。
それは怖すぎる。笑
手術までは生活してるだけで痛くて、自分の脚じゃないような感覚になるみたい。
だけど手術して痛みはなくなるらしく、それは良かったと。
しかも翌日には歩行器使って歩けたそう!すごい。


骨を切るって手術後の痛みどうなんですか?と恐る恐る聞いてみた。
手術が全身麻酔に加えて脊椎?腰椎?かの麻酔をしていてそこから痛み止めを流してもらうし、術後も何度も痛み止め出来るから、我慢できる程度の痛みだと言ってた。


骨を切ってるのにその程度だと聞いて驚いた!
そりゃわたしの手術は大した痛みじゃないなぁと感じたよ。
想像以上に痛みは少なかったし短かったもんなぁ。


同室の高齢女性も2人は股関節の手術っぽいんですよね。
(聞こえてくる会話でなんとなく分かる)
と言うと、股関節の手術の患者さんが多いよ〜と言ってたから、この病院は人工股関節が得意な病院なのかも。

骨を切る手術なんてやっぱり怖いから、予防策はあるのかな?と聞いてみたら、その女性は脚を組むのはやめな〜!と言ってた。
仕事で脚を組みながらずっと過ごしてたのと、運動も歳を重ねてからはしなくなり、筋肉も落ちてたと。
若い時に歳上の女性から、脚を組まないようにと言われてたけど、人ごとで全然聞いてなかったから、ちゃんと聞いておけば良かったと言ってた。


わたしも脚を組んでしまうタイプだから、本当にいい事聞かせてもらったと思う。
運動もしっかりやりつづけようと思った。


休憩室に来たおじさまもその女性と同じ手術で入院してるそう。
その方は神経まで影響があって歩行はもっと大変そう。
もう一人やってきた若めのおじたんは、難病らしく1ヶ月おきに入院してるって言ってた。
内容聞くと波瀾万丈過ぎて、わたしのぷにぷにもっこりさんや今辛いと思ってる事って、本当に大した事ない。笑


同じ部屋の方はなかなか退院できない上に、ベッドから出れないし、色々と家庭や仕事の事で悩みもあるみたいで、夜泣いてた。
わたしがあまり元気に動き回る音を立てると、気分を落とすのではないかと思ってすごい静かに過ごした。
そのくらい苦しんでる人ばかりだった。


なんだか考えさせられる入院生活になった。
自分の健康や環境の幸せさを全く気づけてなかったけど、わたしは恵まれてるし、当たり前に幸せなんだと思った。


明日わたしは退院するけど、今からでもなんでもやれるしもっと自分と向き合おうと思った。
なんだか被害者意識を持ってしまいがちな自分がいるから、考え方を改めて自分を本気で好きになるべき。
あぁ、なんか全然まとまらないけど、とにかく隣で泣いているいつも明るく振る舞っている方が幸せになりますように。
早く元気になりますように。早く退院できますように。


そう祈って今日は寝ます。
おやすみなさい。





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